バリ島とかいう神様の宝石で出来た島

久しぶりにバリ島に行こうと思う。 前回の上陸から、実に12年ぶり。 初めてバリ島に上陸したのは O野峰、U君とジャワ島を横断した後。 2回目はM上含め、4人で卒業旅行。 そこから12年経つ。 そういえば、バリ島含め、インドネシアの旅行では いろい…

   恒例牡蠣パーティー

今年も、広島、地御前産の最高級牡蠣を仕入れ 牡蠣パーティーを実施。 部屋で。 今年の牡蠣は 殻つき20個と生食用1キロ。 酒はビールと加賀鳶とシャブリ。 今年も無事に乗り切れるかは 牡蠣に最もあう白ワイン、シャブリの 殺菌力にかかっている。 前菜は…

  インドに行く理由

ちょくちょくインドに行ったり、 その他海外に行ったりするもんだから 「なんでそんなにインドに行くの?」 とか 「インドのどこが面白いの?」 「なんでインドにそんなに魅かれるの?」 とか訊かれることが多い。 理由は あんま 無い。 「なんでそんなにイ…

 第18章 早朝の列車、二等、リザーブド

朝5時前に起床。 昨日、 「アッ、モンダイナーーーーイ!!オレが起こしてやる! 駅までのリキシャーも呼んどいてやる!」 と言っていた宿の主人。 まったく起こしに来る気配は無い。 マハラジャルームで爆睡しているのだろう。 あいつ、モンダイだらけだな…

 第17章 雨が弾く光

20時を過ぎたころ 晩飯を食いに出かけることにした。 メヘラーンガルから戻ったあとは チャイを飲みながら雨に濡れた路地を眺めたり ベッドでゴロゴロしながら本を読んだりしていたが さすがに腹が減ってきた。 ガイドブックによると チョーハン・オムレツ…

  メヘラーンガルの写真

インドの旅で出会うもの。 絶えず侵略を受け それを跳ね返してきた城、そして砦。 日本の城ももちろん良いが 異なる文化で生まれた城砦もまた面白い。 アグラーのレッドフォート。 ハイデラバードのゴールコンダフォート、 そしてジョードプルのメヘラーンガ…

 第16章 メヘラーンガル

ヨシダ君の方位磁石が差す北に向かって歩く。 入り組んだ路地が続く。 低い屋根の民家が両脇に並ぶ。 ヴァラナシの路地に似た 下町のような雰囲気。 散歩しがいがある。 次第にメヘラーンガルの姿が大きくなる。 なだらかな上り坂が続く。 雨に濡れた道は ス…

インド6回目 写真 町編 2

カニャークマリからティルチラパッリ、通称ティルチィへ。 3等寝台車両の2段目、3段目の寝台。 固いし狭いが、線路の幅が広く 揺れがおとなしいインドの鉄道では 意外と寝心地が良い。 ちなみに、2等、1等のエアコン車両は窓が嵌め込みで開けられないう…

   インド6回目 写真 町編 1

雨季の南インド。 車窓から。 雨に濡れたチェンナイ・エグモア駅のホーム。 ここから夜行で15時間。 目指すはインド最南端、カニャークマリ。 車窓から見る朝日。 地平線の奥にはベンガル湾。 寝台列車で朝方カニャークマリに到着。 民家の屋根に佇むニワ…

  インド6回目 写真 宿編

今回は、列車泊は1回。 1000キロ弱移動したわりにゆったりした旅行だった。 1泊目はチェンナイ、アンナーサライという目抜き通りの近くにある シーシェルレジデンシー。 到着が深夜だったので日本で予約。 ひとり2000円ほど。 きれいな部屋でエア…

  インド6回目 写真 飯編 その2

飯編。 つづき。 タンジャブール(タンジョール)のホテル・タミル・ナードゥの朝食。 ホテル・タミル・ナードゥは南インド、タミル・ナードゥ州の州経営の宿。 チェンナイのホテル・タミル・ナードゥは1泊ひとり100ルピー(200円)程度の かなり過酷…

   インド6回目 写真 飯編 その1

先週、帰国。 写真を何点か。 やっぱ、北より南のほうが圧倒的に飯うまいわー! 初日、最初の飯、 朝食はマサラ・ドーサーからスタート。 少し酸味のあるクレープみたいな生地に ほくほくのジャガイモのマサラが包まれている。 サンバール、ポリヤルといった…

  6度目

夏休みがとれた。 約1週間。 インドに行こうと思う。 チェンナイ、イン。 チェンナイ、アウトの南インド。 F田氏と香港で集合。 景気づけにとりあえずカレー作ってみた。

 第15章 雨上がり、砦と牛

ヨシダ君の眼鏡は いわゆるオシャレ眼鏡ではない。 背も低く、肩幅も狭く パッと見、真面目でおとなしそうな青年だ。 彼はムンバイからインドに入ったらしい。 学生で、初めての海外、初めてのインド旅行。 しかもひとり旅。 ムンバイからジャイサルメールを…

 第14章 モンダイナイ宿のモンダイナイ部屋

チャイで髪の毛がベタベタする。 軽く火傷もしているようだ。 額がひりひりと痛む。 テンションだだ下がりのなか 両手に残ったチャイの入ったカップを持って 待機場所であるマハラジャルームに戻る。 ベッドが3つ。 うち、ひとつにはモンダイナイ男のものと…

 第13章 こぼれたチャイ

鉄製の青い階段を上り屋上へ出ると そこがレストランだった。 木のテーブルと プラスチックのイスが並べられている。 雨は引き続きシトシトと降っており 屋根はあるものの イスの上には雫の玉が転がっている。 曇り空のなか屋上からは砦が見えた。 肌けた岩…

 第12章 いろいろと問題はある

最初に案内された部屋は 2階のツインベッドルームだった。 ベッドが2つ。 天井にはファン。 机とイス。 コンクリートの壁には 木製の棚が打ち付けられており 小さな置物が並んでいる。 バスルームのトイレは少々匂う。 宿泊料はふたりで800ルピー。 ひ…

  キュウリこそ至高

やっとこさ 夏が来た。 1年待ちわびた。 四季のうち もっともキュウリがうまい季節。 水分がほとんどだとか 栄養が全くないだとか ひどい言われかたをするキュウリ。 だがそれがいい。 夏! 水分が必要。 しかもキュウリには身体を冷やす効果がある。 かち…

  第11章 城壁、砦、ラージャスターンの地、ジョードプル

翌朝、列車は1時間ほど遅れ ジョードプルに到着した。 もうすぐ8時になる。 灰色の空。 雨がしとしとと降っている。 駅前のロータリーのあちこちに小さな水溜まり。 リクシャーが数台。 雨のせいか、まだ眠っているのか、 客引きも少ない。 それにしても体…

 第10章 オールド・デリー

そこからデリー駅まで歩いて10分ほどだった。 白とえんじ色を基調とした荘厳な駅舎。 新旧、文化、入り混じったというか、 都会的でもあり郷愁的でもある独特の雰囲気。 インドでは、世界遺産にも登録されたムンバイの駅が有名だが デリー駅だって見ごたえ…

  タイ行ってきた ― 3日目 ―

翌日は早朝の帰国便のため 実質最終日。 朝は屋台で買ったおかゆ。 チョークというらしい。 カリカリに揚げたニンニク。 ジューシーな豚ミンチ。 濃厚な温泉卵。 さわやかなパクチー。 そしてアクセントにばっちりな針ショウガ。 味付けはナンプラーと酢、粉…

  タイ行ってきた ― 2日目 後半 ―

夕食はビーチで。 まだ陽は沈む前。 砂浜の上に直接ローテーブルと 雑貨屋などで見かけるタイ式クッション座椅子が置かれている。 海を、波を、水平線を眺めながらビール。 最高だ。 魚。 ライム、唐辛子などと蒸したやつ。 意外とマイルド。 身は肉厚で淡白…

  タイ行ってきた ― 2日目 前半 ―

2日目は6時起き。 バスはVIPクラス。 トイレ付きはなにかと安心。 片道500円前後。 途中のサービスエリアみたいな食堂でブランチ。 センミー・ナーム。 ビーフン風の細麺。 中華麺のバミーもうまいが センミーも歯ごたえがシャキシャキで面白い。 ツル…

  タイ行ってきた ― 1日目 ―

3泊4日でタイ行ってきた。 タイ、スワンナプーム国際空港、到着は午後3時。 直行便って最高。 とりあえずカオサンロードへ。 カオサン近くの寺の周りで宿をとる。 ツインで1泊700バーツ(ひとり約1200円) 値段の割りに綺麗。 なによりロケーショ…

  GW

GW後半突入ですが せっかくなんで タイ行ってきます。3泊4日の強行旅行。 帰りは成田ではなく 名古屋のセントレア。ひつまぶし楽しみや。

 第9章 帰れないふたり

リクシャーの運転手の男は日本語堪能だった。 見た感じ20代だろうにたいしたもんだ。 ただし話題はすべて下ネタ。 彼女は5人いるらしい。 オールドデリーへは20分ほどで着いた。 運転手の男は 「また、デリーに戻ってきたときは俺を呼べ!」 と携帯の電…

 第8章 砂塵舞い散るメインバザール、インド国旗に敬礼を

ビクッと身体を震わせ目を覚ます。 耳をつんざく不快な音。 電話が鳴っている。 フロントからの電話だ。 インド3日目。 やっとF田氏の荷物が届いたらしい。 昨日もなんだかんだ3時前までぐだぐだと話し込んでいたから 睡眠不足感は否めない。 寝起きにフ…

 第7章 デリーの晩餐

スリにあっても腹は減る。 夕食はメインバザールから少しだけ外れたところにある グリーンチリというこじゃれたレストランで採ることにした。 エアコンが効いた暗めの店内。 2階に上る。 2階はソファもあり 照明や調度品も若干悪趣味な感じだが オシャレな…

  第6章 スリと胃腸薬

列車チケットの手配をして、宿に戻る途中、 曲がり角のところにラッシーの屋台があった。 屋台の周りには当然のようにハエが飛び交っている。 足元も何らかの液体で水浸しで不衛生感は否めない。 ラッシーなのでもちろん生水から作った氷を使っているだろう…

 南インドの写真

なつかしの南インド。 インド旅行記第三部の写真たち。 マハーバリプラム、海岸寺院に向かう道。 クリシュナのバターボール。 絶妙なバランス感。 チェンナイ・セントラル駅。 いつも旅の起点になる駅。 チェンナイの安宿のオヤジ。 ホスペット、バスターミ…