インド6回目 写真 町編 2



カニャークマリからティルチラパッリ、通称ティルチィへ。
3等寝台車両の2段目、3段目の寝台。
固いし狭いが、線路の幅が広く
揺れがおとなしいインドの鉄道では
意外と寝心地が良い。
ちなみに、2等、1等のエアコン車両は窓が嵌め込みで開けられないうえ
日差し避けのため窓ガラスが黄色がかっている。
寝るだけならエアコン車両のほうが遥かに快適だが
景色を眺めて
風を浴びるには
3等車両のほうが良い。
あとは窓がちゃんと閉まれば。。。



途中停車した駅で買った駅弁。
左がカードライス(ヨーグルトライス)。
バナナの葉に包まれた付け合わせの辛く酸っぱいピックルがインド風梅干しのよう。
カードライス自体も胃腸にやさしく
インドのおかゆのよう。
米にヨーグルトは少し抵抗があるが
これが食えればインドの旅は若干すごく楽になるような気がした。
右は良くわからないもの。
ひとくち貰ったが
なんだこれ。
甘しょっぱくて食感はプチプチとトビコのよう。
なんだこれ。



ティルチラパッリに深夜に到着して
そっからローカル、各停に乗って
タンジャヴール、通称タンジョールへ。
列車が遅れなくて良かった。
ティルチィからタンジョールまでは
ローカル列車で1時間弱の距離。



タンジョールにある世界遺産
ブリハディーシュワラ寺院。
おぉー、なかなかでかいやんけ!とか余裕こいてたら
これはただの前門。



そして本堂。
高さ63メートル。
インド最大。
未完成。
ブッダガヤーのマハーボディー寺院よりでかかった。
迫るものがある。
しかも入場料無料。
近所にこんなんあったらいいなぁ、と
多摩川をガンジス河に置き換えて過ごした日々を思い起こす。



壁に施されたレリーフも細かい!
レリーフの美しさの過去ベストは
コナーラクのスーリヤ寺院だが
ここもなかなか。
町の中心にこれがある環境。
うらやましい。