2014-01-01から1年間の記事一覧

 第24章 エンポリウム?インダストリアル?シルク?ノータカイ、ミルダケー

「工場があるんだ。 シルク工場が。 ジャイプルのシルクは良いぞぉ! ヴァラナシよりグッドだ! 工場を見学できてしかも!チープなプライスで買えるんだ! おまえのガールフレンドに、マザーに、シスターに、ギフトだ!」 アンベール城の頂上から 来た道を下…

   第23章 アンベール城へ

ハキムがアクセルを踏みこむ。 車が走り出す。 郊外の住宅街をゆっくりと走ると 5分もしないうちに 前方に大きな門が現れる。 門の向こうがジャイプル旧市街だ。 ジョードプルもそうだったが 街の名前の「プル」は 「城壁に囲まれた町」を意味するらしい。 …

  北インドの写真

インド旅行記第5部の続きを書こうと思って 写真見てたら懐かしくなってUP。 ニューデリーの宿の屋上から。 インドの屋上の風景は楽しい。 色鮮やかな衣服が風になびいてたり おっちゃんが凧あげてたり 子供の遊び場になってたり。 北インドのターリー(定…

  アジアの飯の写真 2

アジア、飯、その2。 南インドの朝食3種。 手前から左回りに ウプマ。 小麦粉を炒り煮にしたもの。 あっさりしていて卯の花に近い食感。 ヴァダ。 豆粉の生地をあげたもの。 ドーナツのような食感。 香ばしくてうまい。 イドリー。 米粉の蒸しパン。 酸味…

  アジアの飯の写真

アジア、飯、うまし。 カオマンガイ。 タイ、バンコクにて。 早い、安い、うまい。 甘辛いタレと柔らかい蒸し鶏の肉汁。 鶏のスープで炊いたご飯。 タイの飯はほとんどハズレなし。 インド、カニャークマリで食った 名前がわからないスナック。 豆やら刻んだ…

  インド、雨季のススメ

インドという国を大雑把に捉えると 旅行のベストシーズンは2、3月だろうと思う。 あれだけ広大な国だから 一概には言えないが それでも乾季は旅がしやすい。 掲題の件、 インド、雨季のススメ とは書いてみたが 正直、雨季に旅行するより 乾季に旅行したほ…

  雑記

例えば、昔は旅先で写真を撮ること自体が 好きではなかった。 写真では絶対に切り取れない時間が そこにはある、とかいう中2病的発想だ。 それが、歳を重ねて あるときからしっかりと 写真を撮るようになる。 ムービーも撮るようになる。 もう2度とここに…

  朝陽と夕陽の写真

バリ、タナロット寺院。 夕陽。 タイ、チェンカーン、メコン川に沈む夕陽。 インド、ヴァラナシ、聖なる河ガンガーに昇る朝陽。 聖地カニャークマリ、ベンガル湾から昇る朝陽。 聖地カニャークマリ、アラビア海に沈む夕陽。 夕陽。ハンピにある丘から。 最後…

 第22章 屋上ランチ

テーブルに料理が運ばれてきた。 日本では信じられないような鍵事件が起きた直後だが とりあえず空腹は満たしておきたい。 俺の前にはミックスライタ、アールー・トマト、ジーラ・ライスが運ばれる。 ライタは安定のうまさ。 それぞれ細かく刻まれた、タマネ…

  またインドに(略) その4

インド旅行記 第16章 IN THE BUS,IN THE NIGHT ひどい・・・。 たしか2等くらいの良いバスに乗っているはずだ・・・。 これが2等?というのが第一印象だ。 インド人はゴミをそこら中に捨てる。 バスの中も例外ではない。 床にはピー…

  またインドに行き(略) その3

インド旅行記 ― 第三部 ― 第15章 ダラーとウィクラム ― in HAMPI 5 ― 薄い雲の隙間から溶け出した太陽が 零れ落ちるように山際に吸い込まれていく。 ダラー、ウィクラムツアーの締めは 村のはずれの高い丘から眺める ハンピの夕焼けだった。 西の空が朱色…

  またインドに行きた(略) その2

インド旅行記 ― 第二部 ― 第23章 Beside Yogi Lodge この季節のヴァラナシは 依然訪れたときよりも涼しい気がした。 気温は30度を超えているだろうが ガンガーからの風が心地よく 日本の初夏のやわらかさに似ていた。 屋上での昼食を終え…

  またインドに行きたくなってきたので、昔書いた記事をまた載せる  その1 

インド旅行記 ― 第四部 ― 第7章 マドゥライ、ナガルコイル、そして聖なる岬へ 「パウさん・・・パウさん・・・。 起きてください・・・パウさん・・・。」 ・・・・・ ん・・・なんだ・・・? ナベタクにゆすり起こされる。 目を開けるが視界はまだ暗い。 …

  バリ行ってきた その3

12年ぶりにウブドへ。 タクシーで約1時間半。 内陸のウブドは海とはまた違った暑さがある。 前より車が増えた気がするが 雑貨屋、画廊、土産物屋、バー、カフェ、レストランなど様々な店舗が並ぶ通りは 相変わらず面白い。 以前より良い意味でリゾート感…

   第21章 鍵の数と同じはず

屋上のレストランからは 360度ジョードプルの街が見渡せた。 久しぶりの快晴で、乾いた風も気持ち良い。 さっそく席に着こうとすると 満面の笑顔のインドの兄ちゃんに声をかけられる。 後ろになでつけた髪にチョビ髭、パリッとしたシャツを着ている。 ど…

  バリ行ってきた その2

バリ島の南西、 崖の上から海を臨む ウルワトゥ寺院にも行ってきた。 寺院といえどもヤシの木はある。南国。 海沿いの崖の上。 寺院への参道が続く。 海をバックに猿。 この島の猿はやたら偉そうだ。 インドでもお馴染み、ハヌマン神のおかげだろう。 そして…

  バリ行ってきた その1

先日、バリ島に行ってきた。 実に、11年ぶりだ。 最近ではビザがいるらしい。 インドに行くときはたいがい体調を崩しているが 今回、まさかのバリ島着陸直前の機内で ノロウイルスにでもあたったんじゃないかと思うほどおもくそ体調を崩し 旅程のほとんど…

 第20章 ジャイプルの宿

自称RTDCのおっさんに連れて行かれたのは 駅に隣接したツーリストオフィスだった。 いつぞやのデリーの時のように 悪徳旅行代理店に連れて行かれなかっただけ まだ信用できる。 取り急ぎオフィス内のソファに座るよう促される。 「ムーンライトパレスが…

  南インドの写真

引き続き南インド。 食べ物編。 南インドは本当に飯がうまい。 タンジョールにある州経営の宿、タミルナードゥでのミールス(定食)。 過去TOP3に入るほど印象深く、うまかったミールス。 辛くなくてもうまい。 素材を活かすスパイスの使い方というか。。。 …

  南インドの歩き方

「地球の歩き方」は日本が誇る旅行ガイドブックだ。 同じく著名なガイドブックのロンリープラネットより 良い意味でキャッチーだし、良い意味で読みやすい。 なんだかんだで、特に俺を含むアジア圏をうろつくプチバックパッカーの バイブル的読み物となって…

 第19章 Mr.RTDC

歌うたいの声で目を覚ました。 いつの間にかまたうとうとしていたらしい。 列車内の通路では、歌うたいが歌を唄い、小銭を貰いまわっている。 窓から心地よい風が入ってくる。 せっかくの窓際の席なのに 寝てばかりで隣のF田氏に申し訳ない。 車窓に広がる…

  バリ島とかいう神様の宝石で出来た島

久しぶりにバリ島に行こうと思う。 前回の上陸から、実に12年ぶり。 初めてバリ島に上陸したのは O野峰、U君とジャワ島を横断した後。 2回目はM上含め、4人で卒業旅行。 そこから12年経つ。 そういえば、バリ島含め、インドネシアの旅行では いろい…

   恒例牡蠣パーティー

今年も、広島、地御前産の最高級牡蠣を仕入れ 牡蠣パーティーを実施。 部屋で。 今年の牡蠣は 殻つき20個と生食用1キロ。 酒はビールと加賀鳶とシャブリ。 今年も無事に乗り切れるかは 牡蠣に最もあう白ワイン、シャブリの 殺菌力にかかっている。 前菜は…

  インドに行く理由

ちょくちょくインドに行ったり、 その他海外に行ったりするもんだから 「なんでそんなにインドに行くの?」 とか 「インドのどこが面白いの?」 「なんでインドにそんなに魅かれるの?」 とか訊かれることが多い。 理由は あんま 無い。 「なんでそんなにイ…

 第18章 早朝の列車、二等、リザーブド

朝5時前に起床。 昨日、 「アッ、モンダイナーーーーイ!!オレが起こしてやる! 駅までのリキシャーも呼んどいてやる!」 と言っていた宿の主人。 まったく起こしに来る気配は無い。 マハラジャルームで爆睡しているのだろう。 あいつ、モンダイだらけだな…