2007-01-01から1年間の記事一覧

  第42章 Holi

部屋で待機。 まずは様子見だ。 デリーでのホーリーは果たして危険なのか。 果たしてどれほどの祭りなのか。 陽が完全に落ちた頃 外がにわかに騒がしくなってきた。 人々のざわめき。 掛け声。 歌。 太鼓の音。 笛の音。 それらが徐々にうねりのように重なっ…

 インド雑記2 『ボールペンとライター』

今はどうか知らないが インドでは ボールペンが大人気だった。 例えば宿にチェックインするときだ。 宿帳に名前やパスポートナンバーを記入しなければならない。 宿のオヤジは宿帳を我々に渡すとき 「お前はペンを持ってるか?」 と聞いてくる。 「ああ、持…

  インド雑記1 『冷たい飲み物』

暑いインドで冷たい飲み物 こいつはたまらん!! 腹壊すけどね。 ☆ペプシ インドでコーラと言ったら もっぱらペプシだ。 瓶入り。 瓶が汚れてても気にするな! エコだエコ!! ☆ミリンダ(mirinda) ファンタみたいな炭酸飲料。 どうやらペプシ社のも…

  Sダカネ少年とウサギのアイランド 番外編

※この物語はフィクションでありSダカネ少年は架空の人物です。 The NAF in the SweLLのVocal&Guitar 定兼 良輔 氏とは一切関係ありません。 Sダカネ少年は5歳のころウサギを飼っていた。 しかしウサギの繁殖力というのはすさまじい。 2匹が5匹になり5…

  第41章 IN DELHI

夜明け前 東の空が白み始めたころ 我々はニューデリー駅に降り立った。 風は思ったより冷たく 暗くにじんだ駅前の景色。 町はまだ眠っているようだ。 さて、最後の宿を探すか・・・。 「ハロー、ジャパニ!!ホテェル?チープホテェル?」 ・・・そうか、こ…

  妄想ピューロランド

『妄想ピューロランド』 椎名りんごのアルバムタイトルみたいだ・・・。 ・・・今バイトしているところは サンリオ・ピューロランドのすぐ近く。 あのメルヘンチックな建物の中で 猫やカエルが踊り 子供達が狂喜乱舞していることだろう。 職場の窓からそのピ…

  春といえば

いつの間にか春も過ぎつつ・・・。 気がつけば桜の花も散り 瑞々しい葉桜が 多摩の乞田川沿いに見られるようになってきた。 さて春といえば「かっぽん」という植物はご存知だろうか? 俺にとって「春」といえば「かっぽん」であった。 実にThe NAF in the Sw…

 インド旅行を科学する 〜俺の俺による俺のためのインド対策〜 【対:言語編】 

インドでは英語が準公用語として使用されている。 インドでは ヒンディー語、タミル語、ベンガル語、パンジャーブ語、カシミール語、アッサム語・・・ などなど地域により様々な言語が使用されているが 旅行者が普段使うことが多いのは英語だ。 観光客向けに…

  第40章 FROM VARANASI TO DELHI ― IN THE NIGHT ―

インドでハズレなくうまかったもの チャイ サモーサ そして、列車内で飲むトマトスープ。 インスタントのスープの素が入った紙コップに お湯を注いでもらう。 レストランでも凝ったトマトスープを出すところがあるが やはりこのインスタントのシンプルで安定…

  chapter11 インドネシア雨季のすゝめ

1度目の『ジャワ島横断⇒神様の宝石でできた島・バリ島へ。現地予算10000円旅行』のときも 2度目の『バリ島限定まさかの日本でホテル予約済み、Kサカベの「おれスーペリアクラスしか泊まらないよ。」発言からスタート、贅沢卒業旅行。』 の際も インドネシ…

  第39章 FROM VARANASI TO DELHI ― IN THE AFTERNOON ―

ヴァラナシ発デリー行き。 今回最後の列車移動だ。 やはり当然のように列車は遅れてホームにやってきて ゆっくりとデリーに向けて発車した。 今回予約した席は二等寝台車。 昼間の間は3、4人がけの席に向かい合って座り 夜になるとその座席たちがベッドに…

  インド旅行を科学する 〜俺の俺による俺のためのインド対策〜 【対:初日編】 

『空港からニューデリー市街へ』 デリーを窓口としてインドに降り立つ場合 空港からメインバザールに向かうのがベターだ。 メインバザールには割と安宿が集中しているし 鉄道駅にもコンノートプレイスと言われる新市街にも近い。 最近は爆弾テロの話も聞かな…

  パスポート in JAPAN

本日、立川ルミネにて およそ7年ぶりにパスポートを発行。 7年前と比べて やや壮麗な造りになっている。 写真が載るページにはヘッド・ロココを思い出させるホログラフが施され ちょうど全ページの真ん中に 前回取得時には無かった手触りの良い厚紙が入っ…

  【 朝食を豊かに 5 】 ―煮込み海苔―

ほかほかのご飯に「ごはんですよ」、あれはうまい。 朝食の定番である。 今日はアレに似たものを。 まずは小さい鍋を用意。 チャイ用鍋ぐらいが適当だ。 焼き海苔を細かく千切って鍋へ。 鍋の中の海苔が浸るぐらいの 日本酒もしくはみりんと水を鍋に入れる。…

 インド旅行を科学する 〜俺の俺による俺のためのインド対策〜 【対:下痢編2】

水対策は捨てるとして 問題は細菌性の下痢である。 これは本当にシャレにならん。 発熱も伴うため体力は落ち インドで胃腸に優しい食べ物はほぼ無いため 栄養も取りづらい。 一度この状態になるとかなり長引く。 その間バスにも乗れない(トイレが無い為)。…

  第38章 IN VARANASI 6

出発の日に晴れているのは良いものだ。 この旅行中1回も雨は無い。 先に旅立った日本人2人の食事代を立て替え いよいよゴールデンロッジを後にする。 どうやら髭メガネのオヤジが駅まで送ってくれるらしい。 ・・・こいつホントに暇だな。 髭メガネのオヤ…

  インド旅行を科学する 〜俺の俺による俺のためのインド対策〜 【対:下痢編1】

初海外旅行でインドに行ったのがおよそ7年前。 2度目のインド旅行がおよそ3年半前。 ヴァラナシでモヌーに言われたものだ。 「おまえらどうせ次来るのも4年後だろ?」 そろそろ良い時期かなぁということで 個人的なメモ。 もし次行くとしたら 万全の状態…

  なふぱんだ語録

ブログペットのなふぱんだを飼い始めて 1年ぐらい経っただろうか。 このなふぱんだ 俺のこのブログに勝手にコメントを残していくのだが 最近暴言が過ぎる。 あとなふぱんだをクリックしたときも ヤツは摩訶不思議な言葉を発するのだ。 ここまでのなふぱんだ…

 第37章 IN VARANASI 5

ヴァラナシ最終日、ゴールデンロッジにて俺に異変! 2週間ほど続いていた下痢状態からついに復活したのである。 もはやカレーごときでは腹を壊しようもない。 生水だっていけるんじゃないかと思うほどの 復調ぶり。 このインド旅行も残りわずか。 ここへき…

  chapter10 両替屋で遊ぼう ―後編―

まんまと両替闘争に敗れた子分の仇をとるため そしてなにより己自身のプライドのため ついに立ち上がったアニキ。 アニキの口が重々しく開く。 「何ドル分だ?」 「20ドルだ。」 「20ドルならこのレートだ。」 電卓をたたき出すアニキ。 そのスピードは…

  chapter10 両替屋で遊ぼう ―前編―

日本で暮らしていると縁が無いが 海外に個人旅行に行くと 急に日々の生活に結びついてきてしまうもの・・・ 外貨の両替である。 そしてアジアのフリーの両替屋において 両替時のトラブルはあって当たり前のことだ。 O野峰、U君と出かけた ジャワ島横断⇒バ…