インド旅行を科学する 〜俺の俺による俺のためのインド対策〜 【対:言語編】 


インドでは英語が準公用語として使用されている。
インドでは
ヒンディー語タミル語ベンガル語パンジャーブ語、カシミール語、アッサム語・・・
などなど地域により様々な言語が使用されているが
旅行者が普段使うことが多いのは英語だ。
観光客向けに商売をしている人達
すなわち旅行者が良く利用する
宿、食堂、みやげ物屋、売店などのインド人
及びリクシャワーラー、タクシードライバー、大きな駅の駅員などは
英語が話せることが多い。
また学校でも習うらしく
学校に行っている人達は
(人によって少々訛りがあるものの)流暢な英語を話す。


実際旅行してみた感想としては
ぶっちゃけジェスチャーと筆談(主に数字)でいけなくも無いが
(それでも列車のチケットを間違えてとってしまう・
 初日から訳のわからないタクシードライバーに拉致される・
 といったアクシデントも経験しているので・・・)
英語は話せたほうが良い。


と言うわけで
インドで初日から使える英語を。


☆NO CHANGE MONEY


闇両替屋の客引きに対して。
レートは正規のものに比べてもさして良くないうえ
えげつないボリ方(経験あり)をするので
要注意だ。
特に地方都市で
両替屋や銀行を探すのが面倒なとき便利は便利なのだが
慣れるまでは避けたほうが無難だ。


☆NO HASHISH


ハシシ売りは町中にたくさんいる。
だいたいすれ違いざまに
「チョコ〜ハシッシ〜マリワナ〜。」
とかつぶやいてくる。
割と簡単に手に入るが
法律上は『一応』違法(宗教上は神聖視されている)なので
やめときましょう。


☆NO BOAT


ボートの客引きに対して。
ガンガー(ガンジス河)が流れる
ヴァラナシ等で多い。
ボートに乗ると対岸に連れて行かれ
(ちなみにガンガーの対岸は不浄の地といわれ何も無いらしい。)
元の岸に帰るには「さらに20ドルだ!」と
吹っかけられたりするそうなので
これも要注意。
面倒だったらきっぱり断ろう。
ただガンガーでボートに乗るという行為自体は
非常に素敵だ。
ボートマン選びは慎重に。
ちなみに俺が乗ったボートのボートマンは
クルター・パジャーマー(インドの服の一種)の格好が
 ホンモノのボートマンだ!
 外国のシャツやらパンツやら履いてるやつは偽モノだ!!
 あとモーターボート乗ってるやつもクソだ!!」
と言っていたので参考までに。
 

☆NO SILK


シルク製品の客引き
これも聖都ヴァラナシで多い。
だまされる場合ももちろん多いので
興味が無ければ断ろう。
結構掘り出しもんも見つかったりするので
ひまつぶしには良い。


☆NO RICKSHAW


リクシャーとは
オートリクシャー(客席付き三輪バイク)や
サイクルリクシャー(客席付き自転車)を指す。


その運転手であるリクシャワーラーは
主に鉄道駅付近、バスターミナル付近、及び観光地に多く生息する。
リュックを担いできょろきょろしていると
あっという間に囲まれる。
やつらカバティとかやったら結構強いんじゃなかろうか。
乗る気が無ければ
「ノーリクシャー!!」
と言って振り切ろう。
料金交渉をする前の威嚇としても
使える言葉である。


☆NO PROBLEM


これは聞くことのほうが多いかもしれない。
あくまでも「彼ら」にとってノープロブレムだということである。
こちらにとってそれがビッグプロブレムだろうが関係ない。
『お釣りが無いので飴を渡す。』
『リクシャーに乗ったが目的地に着かない』
『チャイにゴミが浮いている』
などがそれにあたる。
ニセ大理石売り、耳掃除屋、強制マッサージ屋等は結構しつこい場合も多いので
そんなときは
「ノーサンキュー!ノープロブレム!!」
ときっぱり断ってしまおう。


NO CHANGE MONEY


NO HASHISH


NO BOAT


NO SILK


NO RICKSHAW


そして、NO PROBLEM!


この6つだけ知っておけば
インド旅行前半は大丈夫だ!


なにせ友人がインドのお土産で買ってきた
Tシャツに
この6語がプリントされてるくらいだから・・・。