帰国2

前回に続き
両広(広東省広西チワン族自治区)で食ったものを。



陽朔ビール魚とナスの炒め物。
漓江で取れた新鮮な魚を
ビールで煮込んだあとに味付けしたもの・・・と思われる。
淡白な白身に甘辛いたれが絡み
ご飯がススム!!
ナスの炒め物も絶品。
ニンニクと生の赤唐辛子、青唐辛子が絡み
これもご飯のお供に最適!!
ビールは常温のものが出てきましたが
旨い飯のおかげでおいしく飲めました。



翌朝は桂林ビーフンでスタート。
本当にこれが最高に旨い。
もちもちした麺に
インドでもお馴染みのスパイス類をブレンドした甘辛いたれ。
具はカリカリした歯ごたえの揚げ焼き豚?
癖になる味。
それと揚げピーナツと小口切りにした小ネギと青唐辛子も爽やか。
これが一杯2元(約30円。)
調子にのってトッピングで味付け湯葉でもつけようと
それっぽいメニューを注文したら
出てきたのは豆乳(写真左)。



昼からバスで向かった陽朔(ヤンシャオ)の
カフェにて。
麻婆豆腐ぽい豆腐がらみの炒め物だがトマトとピーマン、パプリカ、たけのこ、たまねぎ入り。
不味くは無かったが正直パンチにかける。
西洋人のたまり場として栄えた陽朔の西街ならではのオシャレな中華。
近隣にはピザ屋が多数あり。



夜はチンタオの生ビールでスタート!
雨上がりのオープンカフェ
さすが欧米人の集まる西街。
初の生ビール!泡なんていらないぜ!



つまみは漓江でとれたタニシ。
ニンニクと唐辛子が効いて
ご飯とビールにベストマッチ!
タニシは貝類と違って
口に入れるとホロホロと溶けるよう。
食感は広島のアナゴに似ている。
とにかく華南の大衆料理はご飯にあう!



ナスの炒め物も注文。
インドでも日本でも中国でも
ナス料理はハズレなし。



翌朝の朝食。
ホテルのビュッフェ。
正直一番がっかり。
バーミヤンのほうがうまい。
生キュウリもインドのほうがうまい。



バスで向かった興坪にて。
バス停前の食堂。
チンジャオロースーっぽいが
ピーマンではなくいんげん豚ばら肉がメイン。
これもニンニクと唐辛子が効いてバカうま。
汗だくになりながらもちろん完食。



桂林に戻りバーでブランデーをやったあとの
締めはもちろん桂林ビーフン。
ついに煮卵のトッピングに成功!
この食堂は2度目。
朝食に昼食に飲んだあとにも桂林ビーフンは最高。



もちろんスープ割り。



広州に戻ってブランチで食った鴨肉の炊き込みご飯と
青菜の炒め物。
いわゆる広東料理のはず。
さっぱりあっさりとやさしい味。
スパイス(漢方)の使い方が上手い。



旅の締めはなににしようかと繁華街を1時間彷徨い
結局、道端にあったファーストフード的なチェーン屋台に落ち着く。
店は買い物に来た若者や仕事帰りの人々でいっぱい。
こんにゃくのような独特の麺。
辛味と酸味が強烈な癖になるスープ。
揚げピーナツと大根(たくあん?)、パクチー入り。
スープを飲み干し
ウーロン茶で喉を潤し
旅の終わり。



とにかく飯が旨く
楽しく、明るい旅でした。
陰のあるインド旅行も好きですが
中国も好きになりました。


次週よりインド旅行記を中断して
中国旅行記スタート。