部屋と平家とペペロンチーノ


久々、パスタを食いたくなり
ペペロンチーノを作ってみることにした。


作るに当たって
ちょっといつもと変わった風にしてみようと思い立ち
自然な流れでインド風ペペロンチーノにしてみることに。


そう、冷蔵庫にギーが大量に余っていたのだ。


ギーというのは
簡単に言うとバターから不純物を取り除いた
精製バターである。
インドなどでよく使われているが
使われるのはもっぱら菓子類、ナン、パーラーターなどのパン類。
折角買ったにも関わらず
ほとんどカレー類ぐらいしか作らない俺は
使いどころに困っていたのだ。


鍋にギーをひき
刻みニンニクと
鷹の爪を投入。
さらにインドっぽくするため
青唐辛子とブラックペッパーも投入してみる。


弱火で火を通したあとに
パスタと絡める。


で、完成。


うん、インドっぽい。


美味いかどうかは別として。


そんなペペロンチーノを食べながら
ふと平家のことが頭に浮かぶ。


平家はなんてオシャレなんだ・・・。


宮島の厳島神社を造営したのが平清盛


海の上に浮かぶ鳥居。
潮が引いたときのみ
鳥居までの道が開ける。


平家オシャレ!!


社殿を囲む水路。
秋には色づいた紅葉の葉が無数に流れ
水の流れを赤く染める。


平家オシャレ!!


社殿内にある舞台。
潮が引いているときにしか行くことは出来ず
潮が満ちたときには周りから隔離され
まるで海の上に浮いているかのよう。
そこで毎夜繰り広げられる
舞踊と宴。


平家オシャレ!!



ま、そんなんだから源氏に滅ぼされるんだけどね。