憧憬
思い返せば4度目のインド旅行では
狂ったように写真を撮った。
1度目のインドでも2度目のインドでもカメラを持っていかなかった。
3度目でデジカメを持って行き
写真の魅力に気づく。
ただ
網膜に焼きつくような鮮やかな景色も
身を焦がすような熱気も
自分の写真の腕ではうまく切り取ることが出来ない。
かと思えば
なんてことない雑多な風景や
とりあえずふと思い立って
とりあえずシャッターを切ったどうでもいいシーンとかが
妙に神秘的に写ったりもする。
こんなのとか
その辺は写真は面白い。
ま、多分こっちのほうが向いてるんだな
と、今日もベースを握る。
酔っ払って思い出すインドは
鮮やかな赤だったりする。
やっぱりあの夕陽の色なんだろうなぁ。