ビオ神信仰


ヒンドゥー教多神教である。
インドの地方地方で土着の神々を見つけては


「あーーーそれ、ヴィシュヌの化身ね!!」


「あーーーそれ、パールヴァティの別の姿ね!!」


というふうに
吸収、吸収の繰り返しで
仏教の開祖、ブッダですら
ヒンドゥー3大神ヴィシュヌの化身のひとつである。


そのためインドにはたくさんの神々が居るが
ヒンドゥー教徒で無い俺は
インドで別の神様を信仰していた。


ビオ神である。


ビオ神とは
整腸剤、新ビオフェルミンSに宿る神様である。


人生が終わるんじゃないかというほどの
激しい下痢に襲われることがインドでは
このビオ神信仰が非常に重要になってくる。


ビオ神さまぁ〜
ビオ神さまぁ〜〜
何卒、我が身から下痢を遠ざけたまえぇ〜〜。
そう厳かに祈り
ビオフェルミンを摂取する。


毎食後
日に3回。


これで忌まわしき下痢から
己を守ることが出来る。


ビオ神信仰における重大な禁忌は
他の整腸剤やラッパのマークの下痢止めなどを使用することである。


この行為は
ビオ神様に対しての不信仰、背徳にあたり
たちまちビオ神様の怒りをかい
激しい下痢が己を襲うことになる。


長老は叫ぶだろう。


「ビオ神様のたたりじゃぁぁぁ!!!」





・・・あ〜くだらねぇ。