酒のつまみ 5 ― 砂肝のオリーブオイル炒め と ツナ入りピカディーリョ ―


久々ひとりで晩酌をと思い立ち
ちょこちょこ作ってみた。


最近、タパスの本を手に入れた。
タパスというのは簡単に言えばスペインのおつまみらしい。
あの国では夜でも昼でも朝でも
バルと言われる飲み場にふらっと立ち寄り
このタパスをつまみにビールやワイン、カヴァにシェリー酒と一杯やるのだそうだ。
時にはサラリーマンも昼の休み時間を利用して
一杯飲みにやってくるらしい。
俺も昔はバイトの昼休みに
サ●リオピューロランド前の広場で
仲間と一杯やっていたことがあるが(※現在はそんなことはしていません。よ。)
それとはレベルの違う素晴らしい文化だ。


まぁそんなことを考えながら
まずはピーマン、トマト、たまねぎを
粗みじん切りに。


刻んだあとはボウルに移し
にんにくをチューブで少々。


さらにボウルに3対1の割合のオリーブオイルと白ワインビネガーを突っ込み
塩と粗引きブラックペッパーを加え
刻んだ野菜たちと混ぜ合わせる。


器に盛った後は
ツナとブラックオリーブを乗せ
一品目『ツナ入りピカディーリョ』完成!!



実に手間がかからなくていい。


2品目はさらに簡単。
『砂肝のオリーブオイル炒め』。


これは本に載っていたメニューでは無く
The NAF in the SweLLのライヴツアーの際に立ち寄った
大阪心斎橋のバーで出会ったメニューだ。
ちなみに砂肝は大阪では『ズリ』、広島では『砂ズリ』だったか。


無論レシピを盗めるはずも無く
見よう見まねだが。


熱したフライパンにオリーブオイルを敷き
ブラックペッパー少々。
油に程よく香りが移ったところで
一口大に切った砂肝を入れ
塩を振り
炒める。


・・・・


・・・あれ?!
完成じゃね!?


あまりに簡単に完成したっぽかったので
逆に不安になり
同じく一口大に切ったマッシュルームを加え
塩を振って
炒める。


・・・・
完成・・・か?



さて逢わせる酒であるが・・・。
うちにワインやカヴァなどが良く冷やされて常備してあれば
それはそれで素敵なのだが
そんなものはないし
ワイングラスも無ければ
シャンパングラスも無い。
・・・ここはビールでしょう!!
というわけで
悪魔と言う名のベルギービール、デュベル。


最終的にこんなメニューになりました。


・本のとおりに作った安心・安全『ツナ入りピカディーリョ』
・大阪の思い出『砂肝のオリーブオイル炒め』
・デュベル



思いつきで加えた
マッシュルームが意外なほどマッチ!


あぁスペイン行きてぇなぁ。



けど結局
俺はインドに行くんでしょうよ。
またしても。