第4章 IN NARITA



スカイライナーやら直通バスやらいろいろ選択肢があったなかで
金をケチって鈍行電車でやっとこさ成田に到着。
遠い。
遠すぎる。
この時点でもうすでに疲れ気味。


さて空港で最低限の保険をかけ(ここでもケチる)
ドルTCへの両替を済ませ
やたら空港価格のハンバーガーを食った後
ふと 行きの電車であったHラ氏の言葉を思い出す。


「リュック小さすぎ。」


確かによく考えると小さい。
鞄流通センターの閉店セールで買った普通のリュック。
旅行用ではない。
もうすでにパツンパツンである。


これじゃあもう何にも入れれないじゃないかと思い
空港でリュックを買うことにした。


当たり前だが空港内には
リュックなんて売ってる店はほとんど無かった。
やっとのことでひとつ見つけたが


今のリュックよりさらにダサく
小さく
おまけに高い。


思いっきり足元見られていたが
なかばやけくそで購入。


いままでの節約が無駄に思えた。


そして


ついに出国!




しかしまだまだインドは遠い。



      つづく