座間味島行ってきた  ― 後編 ―


海を見て、宿で少しまったりしたあとは
島内散策へ。
宿に何台か置かれていた自転車を
無料で借りることが出来た。


座間味で最も大きな港前の集落も
自転車なら5分もあれば一周できる。
このコンパクトさは魅力だ。


集落のはずれには
高月山展望台へと続く山道が。
自転車を押しながら
汗だくで上る。
ここで自分の自転車が電動アシスト付きだと気付く。
もちろん電源は入らない。
通常よりただ重いだけだ。




展望台から見えたのは絶景。
ここからでも海がきれいなのがわかる。
風も気持ちが良い。
ただチャリで来るところではない。
きつすぎる。


ブレーキがいつ壊れるかという恐怖と戦いながら
山を下って再び集落へ。


もずくそば 和山海雲 で遅めの昼食。
オープンテラス風に屋外のテーブルで。
まずはオリオン瓶ビール。
山を上り下りしたあと、
うまくないはずが無い。

そして看板メニューのもずくそば。
麺にもずくが練りこんでいるらしく
つるつるしてるうえにコシがある。
うまい。
だしのひと口目は特に最高だった。


昼食後は島唯一のスーパーでビールを買って
いったん宿へ戻る。

宿までの道を自転車で走るのも爽快だ。
青い海。
まぶしい日差し。
カーブ。
風。



部屋でビールを飲みながら
昼寝をしているうちに夕方。
夕暮れのビーチへ。
あいにく夕陽は雲に隠れていたが
やはり波の音は良い。



晩飯、1件目。
まるみ屋 の ジーマミ豆腐の揚げだし。
これは感動的にうまかった。
外は香ばしくカリカリで
なかはとろっとろのピーナッツの甘味。
だしの味も良く絡む。
泡盛にも良くあった。



2件目、はしごして
おーぷんはうす の ポーク卵。
沖縄でもっともはまった料理の一つ。
ビールも泡盛もなんぼでもいけそうな絶好のつまみ。
店内にはBEGINが流れていた。
ポーク卵もしまんちゅぬ宝だろう。




夜は本当に静かだった。
宿までの道に街灯は無い。
車も通らない。
まっくらだ。
その分見上げれば
満天の星空だった。