インドでよく使う言葉を勉強しよう ― STEP 1 ―
インドでよく使う言葉を勉強しよう。
☆ノータカイ
彼らはなぜか『ヤスイ』と言う言葉を使わない。
英語で『チープ』と言ってしまうと安っぽく聞こえてしまうため生まれた
インド商人の知恵かも知れない。
ただし形容詞の後に名詞が続く場合は
『チープ』を使う。
正:『チープホテル』
誤:『ノータカイホテル』
使用例:『ヘイ、チープホテェル!!ノータカイ!!カモンッ!!』
胡散臭い。
☆クルターパジャーマー
インドの民族服
クルター(上着)と
パージャーマー(ズボン)。
悪いことをしない真のボート漕ぎは
この格好が正装らしい(ヴァラナシのボート漕ぎ談)。
客引きがクルターパジャーマーとつなげて言うのは
もちろんセットで売りつけたいため。
☆シルク
シルクでないことも多い。
☆チョコ
大麻樹脂/ハシシである。
ドラッグはもちろん法律的には違法。
しかし宗教的には神聖なもの。
町中で声を掛けられる。
☆ソニー
彼らにとって
電化製品といえばソニーである。
☆ゴチニナリヤス
ナイナイ岡村に微妙に似ているインド人が
良くこう言いながらからんでくる。
良く見るとそんなに似てもいなかったりする。
タイやマレーシアでも
同様の言葉が使われているらしい。
基本的に使用するときは真顔。
☆ミルダケ
ノータカイと併用されることが多い。
こう言われて無理やりみやげ物屋やシルク工場に連れて行かれる。
もちろん見るだけで終わってしまえば
彼らにインセンティブは入らないので
かなりの確率でよくわからないものを
買わされそうになる。
☆ドコイキマスカー
うっかり目的地を話してしまうと
自分のリクシャーに乗ることを勧められる。
かといって乗った後には
目的地に向かわず
みやげ物屋や旅行代理店に連れて行かれることも多い。
☆ノープロブレム
もっとも耳にすることが多いかもしれない。
何度も言うが
あくまでも『彼らにとって』ノープロブレム(問題なし)
なのであって
我々にとっては大問題であることも多い。
が、構わず連呼される。
☆ユーアーマイフレンド
会って5秒で発せられる。
― つづく ―